岩盤動力学に関する研究小委員会(第三期)の委員公募

「岩盤動力学に関する研究小委員会(第3期)」委員公募

 土木学会岩盤力学委員会では、以下の研究小委員会に参加いただける方を募集いたしますので、奮ってご応募いただくようご案内いたします。

委員会名称

岩盤動力学に関する研究小委員会(第3期)(2019年~)
(委員長 岩田 直樹(中電技術コンサルタント))

目的

 地震の多い我が国では,地震が岩盤構造物に与える影響を動的問題として取り組むことが岩盤力学と岩盤工学の分野の重要な課題となっています。しかし,岩石の摩擦すべりを地震の発生メカニズムと考えると,断層運動や地震予知も岩盤動力学の対象となります。一方で,地震動に限らず,発破振動や衝撃問題も岩盤動力学の対象です。この様に,岩盤動力学は,地震工学,発破,衝撃破壊,非破壊試験などの多様な研究分野からなるだけでなく,地震予知の観点も含み,土木工学,資源・エネルギー工学,地質学,環境工学,地震防災マネジメントなどに多岐の分野と関連しています。
 近年,岩石・不連続面の変形過程・破壊時の多重パラメータ計測など,地震工学的な立場から地震動の特性・特徴を明らかにし,岩盤力学の立場から地震予知のための基礎的な研究が行われています。また,地震動と地震断層の強制変位を受ける地上・地下岩盤構造物の動的挙動とその動的安定性に関しても基礎的な研究が進められています。一方で,地震動以外でも,掘削に伴う発破振動が周辺岩盤と構造物に与える影響や,発破による衝撃破壊など岩盤の動的問題に関する様々な研究が行われてきています。
 本委員会は,これまで地震をキーワードとして,岩盤力学を中心に,地震工学などの様々な分野における知見も併せて,現状とその問題点,解決すべき課題等を明らかにすることを目指して活動してきました。2014年に藍檀オメル先生(琉球大学教授)を委員長として設立され,3年間の第1期の活動では,岩盤動力学の枠組みを整理し,2016年からの第2期まで活動を進めてきました。委員会内に4つのワーキング・グループ(地震動WG,動的物性WG,岩盤構造物WG,数値技術WG)を設けて活動を進め,特定の地震を対象とした地震動および地表面断層変位の推定,岩石不連続面の動的な物性評価のための試験法の整理,地震による被害事例の収集と分析,動的解析手法の整理等を行ってきました。
 第3期の委員会では,これまでの活動を継続しつつ,1) 発破の動的取扱い,2) 衝撃現象,3) 非破壊計測法(支保部材,トンネルの切羽における振動計測など),4) 山跳現象などの地震以外のものについても岩盤動力学的視点からの整理を行いたいと考えています。

活動期間

 2019年6月から2年間

応募締切日

 2019年5月17日

応募方法

 本委員会に参加を希望される方は、 (1)氏名、(2)所属、(3)連絡先、(4)特に興味があるテーマなどを記入して下記宛にE-mailでお送り下さい。 
 送付頂いた内容を基に人数や分野のバランスを考慮して委員を選任させていただきます.場合によってはご参加いただけないこともありますので、あらかじめご了承ください。

連絡先

 清木 隆文
 宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
 〒321-8585 宇都宮市陽東 7-1-2
 Tel&FAX :028-689-6216
 e-mail : tseiki@cc.utsunomiya-u.ac.jp