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 土木学会 岩盤力学委員会 ニュースレター [No.13 2007.09.27]        印刷用pdf
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[巻頭言]

「ごあいさつ」

企画小委員会委員長 京谷孝史(東北大学)

 

 最近,心底から欲しいなぁと思うもの.

 健全な批判力.自分は人の意見や考えを公正に批判できているだろうか?やっかむ気持ちがあるときに限って偉そうな批判はたやすい.でも,それではそこから新しい発見に結びつくヒントを見出せない.

 責任感と構想力.人の考えからヒントを得てチョットいいことを思いつき,ボンヤリと「そうだといいな」と想像するのは簡単である.でも,いくら想像していても明確な形にはならない.実現には,強い責任感に裏打ちされた構想力が必要だろう.このとき責任感は重要である.そうでないと人に迷惑をかけるだけの一人よがりで終わりそう.

 そんな力が自分に備わるといいのに・・・窓越しに廃業した青葉山ゴルフ場の緑を見ながら考えます.

 今年度から企画小委員会小委員長を仰せつかりました.非力ではありますが,一生懸命勤めさせていただきます.よろしくお願い致します.  

 


.トピックス 

 今回は最新の学会参加報告を,岩盤に関するトピックスとして1件をご紹介いたします.

本文をpdfファイルでご覧ください.

 

1)第1回カナダ-アメリカ岩盤力学に関するシンポジウムに参加して Click!

企画小委員会委員 岸田潔(京都大学)

(概要)
 第1回のカナダ-アメリカ岩盤力学に関するシンポジウム(1st Canada – U.S. Rock Mechanics Symposium)が,2007年5月27日から5月31日にカナダ・バンクーバーのシェラトンホテル・ウォールセンターで開かれた.文字通り,カナダとアメリカの岩盤力学学会が共催で行うシンポジウムである.従来,US RockとNARMS(North American Rock Mechanics Symposium)が隔年で開催されてきたが,NARMSに代わるシンポジウムという位置づけかもしれません.

 本会議は,28日から30日の3日間で,150を越える口頭発表とポスター発表がありました.13件の招待講演があり,該当セッションで行われました.一般の口頭発表は15分ですが,招待講演は30分です.基調講演は3件,本会議の3日間毎日,朝1番のセッションで行われました. 
これ以降,詳細はpdfファイルでご覧ください

 

 

2.会議予定

 

国内の会議

  1) 資源・素材学会秋季大会

  日 時:2007年9月25日-27日

  場 所:名古屋

 

 2) IS Kyushu '07, 5th International Symposium on Earth Reinforcement

  日 時:2007年11月14日-16日

  場 所:福岡

 

 3) 第17回トンネル工学研究発表会

  日 時:2007年11月29日-30日

  場 所:東京・土木学会講堂・会議室

 

 4) 第37回岩盤力学に関するシンポジウム

  日 時:2008年1月10日–11日

  場 所:東京・土木学会講堂・会議室

  リンク: http://www.jsce.or.jp/committee/rm/ronbun/simpo/top_001.htm

 

 5) 第13回地下空間シンポジウム

  日 時:2008年1月16日

  場 所:東京・早稲田大学国際会議場

 

海外の会議

 1) 7th International Symposium on Field Measurements in Geomechanics (7th FMGM 2007)  

  日 時:24–27 Sept., 2007

  場 所:アメリカ合衆国・ボストン

 

 2) International Symposium on Construction Technique of Subsea Tunnel

  日 時:6–8 Nov., 2007

  場 所:中華人民共和国・Xiamen

 

 3) XIIIth ISSMGE Asian Regional Conference on Soil Mechanics and Geotechnical Engineering

  日 時:10–14 Dec., 2007

  場 所:インド・Kolkata

 

 4) Underground Construction Technology (UCT) Conference and Exhibition

  日 時:29–31 Jan., 2008

  場 所:アメリカ合衆国・アトランタ

 

 5) 6th International Symposium on Ground Support in Mining and Civil Engineering Construction, an ISRM-Sponsored Regional Symposium

  日 時:31 March–3 April, 2008

  場 所:南アフリカ・ケープタウン

 

 6) 2nd International Conference on Geotechnical Engineering for Disaster Mitigation and Rehabilitation (GEDMAR08)

  日 時:16–19 May, 2008

  場 所:中華人民共和国・Nanjing

 

 7) 10th International Symposium on Landslides and Engineered Slopes

  日 時:30 June–4 July, 2008

  場 所:中華人民共和国・Xian
 

 8) World Tunnel Congress 2008 & 34th ITA General Assembly

  日 時:22–27 Sept., 2008

  場 所:インド・ニューデリー

 

 9) 12th International Conference of the IACMAG

  日 時:1–6 Oct., 2008

  場 所:インド・Panaji

 

 10) Underground Infrastructure of Urban Areas 2008

  日 時:22–24 Oct., 2008

  場 所:Poland

 

 11) 36th Congress of the IAH - Integrating Groundwater Science and Human Well-Being

  日 時:26 Oct.–1 Nov., 2008

  場 所:日本・富山

 

 12) SINOROCK 2009

  日 時:19–22 May, 2009

  場 所:中華人民共和国・香港

 

 13) World Tunnel Congress 2009 & 35th ITA General Assembly

  日 時:23–28 May, 2009.

  場 所:ハンガリー・ブタペスト

 

 14) Rapid Excavation and Tunneling Conference (RETC 2009)

  日 時:14–17 June, 2009.

  場 所:アメリカ合衆国・ラスベガス

 

 15) 17th International Conference on Soil Mechanics and Geotechnical Engineering (ICSMGE)

  日 時:5–9 Oct., 2009

  場 所:エジプト・アレキサンドリア

 

 16) Advances in Rock Engineering, an Asian Rock Mechanics Symposium

  日 時:6–8 Oct. 2010

  場 所:インド・Panjim

 

 17) 12th International Congress on Rock Mechanics

  日 時:16–21 Oct., 2011

  場 所:中華人民共和国・北京

 

 その他の会議については,岩盤力学委員会ホームページの「会議予定」をご覧下 さい.

 

 

3.法人会員のページ


 土木学会法人会員による「岩盤工学等の分野で得意とする技術情報等の紹介」を目的とした「法人会員のページ」です.今回は電源開発株式会社のご紹介です.

 

<電源開発株式会社>

 

 電源開発株式会社(J-POWER)は,日本で唯一発電所と送変電設備を全国に保有している電気の卸売り会社です.J-POWERは国内外で多くのダム,トンネル,発電所の建設を行っており,CAES(圧縮空気によるエネルギー地下貯蔵システム),石油・LPG地下備蓄基地等の建設にも係わり,これらの設備の調査・設計・施工監理・維持管理を通して様々な岩盤関連技術を開発・活用してきています.

 最近のダムに関連する技術としては,耐震性評価法の信頼性の向上を図るために,長年にわたって収集された既設ダムの地震動データを利用し,ダム−ジョイント−基礎地盤−貯水池連成系の三次元動的解析コードUNIVERSEを開発し,耐震性評価に利用しています.また,多様化する耐震性評価に対応するため水中振動台を導入し,構造物〜地盤〜水の動的相互作用の解明に利用しています.地下発電所に関しては,ケーブルボルトを用いた地下空洞の先行補強による施工と評価を行っています.

 アセットマネジメントの関連では,各電力設備周辺の不安定な斜面の情報をピックアップして斜面カルテを作成し,必要に応じて更新し活用しています.また,構造物の健全性評価の新技術として,AEなどを検知する光ファイバ振動センサの研究開発も行っています.

 地下深部(1,000mまで)を対象とした調査・試験装置としては,20年以上にわたって開発・改良を重ねてきた高解像度のボアホールTVがあり,経済産業省からの委託で孔内載荷試験装置及び透水試験装置の開発も行いました.更に地下深部の解析・評価技術として,地熱のリザーバーの解析・評価を目的として,熱−水−岩石の化学反応を考慮した気・液2相流の解析コードTOUGHREACTを導入し,CO2地中貯留や地層処分といった新しい分野の研究開発にも利用しています.

 詳しくはこちらをご覧ください.

 


【編集後記】
  本ニューズレターは、土木学会岩盤力学委員会企画小委員会が編集してお送りしています。2年間の任期を終え、半数が新しいメンバーとなりました。新しいメンバーでの初のニューズレターNo13号をお届けいたします。京谷新企画小委員長のもと、さまざまな情報をお送りしたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。

 台風の季節となってまいりました。一昨年の平成16年は台風の当たり年で、10個も上陸したことは記憶に新しいことと思います。今年は現時点であまり多くなさそうですが、前日の台風9号にはやられました。バンコクから成田に向けて飛行機に乗っていたのですが、見事に台風に直撃。2時間ほど上空旋回して、2回着陸を試みましたが、結局だめ。予定より4時間近く遅れて、関西空港へダイバード。あえなく関空近くのホテルに宿泊するはめに。ほんと台風はいやです。(中村一樹) 

 

・本ニューズレターに対するご感想・ご意見を募集いたします.下記の編集担当までお気軽に.

・また,トピックスの一般投稿及び研究紹介,岩盤力学に係わる読者からのニュース,読者の声,文献,学位論文の紹介などなど,なんでもお寄せください.

・ニューズレターのバックナンバーはこちらをご覧下さい.

 

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ニューズレター編集担当:中村 一樹(岩盤力学委員会企画小委員会幹事)
nakamura-kazuki@oyonet.oyo.co.jp
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